なぜ発注フローを理解する必要があるのか
Webデザイン外注では「手順の不明確さ」がトラブルの原因になります。
あらかじめ発注の流れを理解しておくことで、納期遅延・追加費用・認識のズレを防ぐことが可能です。
一般的な発注フロー(全体像)
- 相談・要件ヒアリング
- 見積・プラン提示
- 契約・着手金支払い
- 構成案・ワイヤーフレーム作成
- デザイン制作(初稿)
- 修正対応・確定
- コーディング・実装
- テスト・最終確認
- 納品・公開
- 運用・改善サポート
フロー別の比較表
工程 | 発注者側の準備 | 制作側の役割 | 注意点 |
---|---|---|---|
相談・要件 | ゴール・予算・納期を伝える | ヒアリング、提案 | 曖昧な要望は後でコスト増加 |
見積・契約 | 予算承認、社内合意 | 見積提示、契約書作成 | 修正範囲を必ず明文化 |
デザイン制作 | 素材提供・確認 | デザイン初稿提示 | 修正はまとめて依頼 |
実装・納品 | テスト確認 | コーディング、公開 | フォームや計測タグを検証 |
運用・改善 | 更新依頼 | 保守、改善提案 | 長期的な改善で成果が伸びる |
発注時の注意点
- 曖昧な指示は避ける:「おまかせ」で依頼すると成果がずれる
- 修正回数を明確に:初回契約時に記載必須
- 素材準備を前倒し:写真や原稿不足で納期遅延しやすい
- 社内確認フローを整理:意思決定が遅れるとスケジュールに影響
- 運用体制を検討:公開後の改善を誰が担当するかを事前に決める
発注時に使えるチェックリスト
- ゴール(問い合わせ増、採用強化など)が明確
- 予算と納期を提示済み
- 必要素材(写真・原稿)を準備中または調達計画あり
- 修正回数と範囲を確認済み
- 公開後の保守・更新体制を確認済み
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よくある質問(FAQ)
Q1. 初めてでどの段階から相談すればいいですか?
A. 目的と予算感だけでもOK。初回ヒアリングで具体的に整理してもらえます。
Q2. 契約前にデザイン案を見られますか?
A. 通常は契約後にワイヤーフレームや初稿が提示されます。事前に参考実績を確認しましょう。
Q3. 納品後に修正を依頼できますか?
A. 契約範囲外の修正は追加費用が発生します。運用契約を結ぶと安心です。
Q4. 社内稟議が遅れると納期も遅れますか?
A. はい。確認プロセスが遅れると全体スケジュールに直結します。
まとめ
- 発注フローを理解することでトラブル回避と効率的進行が可能
- 各工程での準備と確認事項を整理しておくことが重要
- チェックリストを活用し、依頼から納品までをスムーズに進めよう
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